大きさを考えておく
頭の中で、物事をシミュレーションできる人がいます。つまり、いろいろな可能性について頭の中で検討できる人のことです。
この能力があると、事前にいくつかの可能性を検討して、何が一番現実的な発想であるかを見極めやすくなります。
いくつもの選択肢を検討するこの力が欠落しているとどうなるでしょうか。
その選択肢に直面して初めて、その可能性を考え始めます。
そして、それについて判断を下します。
しかし、その際に他の選択肢にはまだ気がついていません。
それで、総合的な判断を下すところまでには至っていません。
総合的な判断を下す、つまり最終決定を下すためには何が必要でしょうか。
それは、全体を見極める力です。
全体の状況を理解した上で、何が必要かを個別に判断していく力です。
この力は、住まいの家具を整えるときにも欠かせません。
家具は、他の日用品ほど頻繁に購入するものではありません。
それで、買うのに慣れていない人がほとんどでしょう。
ここで役立つのが、シミュレーションです。
家具を買いに行く前に、どのような家具が必要かを検討しておくのです。
どのような家具を買うか検討する中には、家具の大きさを考えておくことも含まれます。
買うべき家具の種類を決めるだけでは、足りないのです。
必要となる家具の大きさも検討しておくことで、スムーズに買い物に取り組むことが出来るのです。
大きさが分かっていれば、大きすぎる家具や小さすぎる家具は検討対象から外せます。